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末木文美士氏・蓑輪顕量氏・下田正弘氏と懇談
2019年3月12日(火)、仏教学者の末木文美士氏と創学研究所の松岡幹夫所長による対談企画が行われました。 2020年2月12日(水)、松岡幹夫所長と蔦木栄一研究員が、東京大学大学院人文社会系研究科教授の蓑輪顕量氏の研究室を訪問し、今後の研究活動等について意見交換を行いまし...
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2021年1月22日読了時間: 1分


【論考】創価学会に脈動する信仰の学と未来(蔦木栄一研究員)
はじめに 2019年4月に開所した創学研究所は、創価学会の池田大作先生が膨大な著作や言動を通して顕現し築いてきた理性を伴った信仰の学、すわなち、創価の信仰学の研究と発信を行うための機関であると私は考えます。 信仰とは何か――その命題に対して、池田先生は信仰の必要性を論じつつも、そこに理性が伴っていなければならないことを明示されています。池田先生は、パスカルが著した『瞑想録』の一節である「人々は宗教を軽蔑している。宗教を嫌い、宗教が真実であるのをおそれている。これを正すには、まず宗教が理性に反するものではないことを、示してやらねばならない」(田辺保訳、教文館『パスカル著作集Ⅵ』)を通して、信仰について、次のように論じています。 「信仰は、生命全体の姿勢の問題である。そこには、心の深奥にある感情や直観的英知の原理も、すべてが包含される。理論だけでは信仰にならないし、感情だけでも信仰にならない。もちろん、行動だけの形式主義でも、本当の信仰とはいえない。全的生命をかけたものが信仰である以上、理性は、当然その一部分を構成するものでなければならない
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2020年5月19日読了時間: 5分
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